カテゴリ
以前の記事
フォロー中のブログ
その他のリンクなど
最新のコメント
最新のトラックバック
ライフログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
とにかく場所も、人も、ウサギも、全てが混沌としていた。 警戒心が強く逃げ回るウサギを追いかけまわし 無理やり抱きかかえようとする親子連れにカップル。 軽く注意しても嫌な顔をされてしまう。 特に「ウサギを飼っていたことがある人」というのが始末が悪い。 やたらに自信があるらしく、抱きかかえるのが上手いと思っているらしい。 ようはオマエにいわれたかねえよという感じだと思う。 どんなに抱き方が上手でも細心の注意を払わねばならない。 ウサギの性質上、動きが予測不能だという事が全然理解できていないのだと思う。 動物病院の先生でも落とす事故があるくらいで 誰もが慎重になるべきなのに。 ウサギは骨がとても弱い動物であるので どのような慣れた人間でも高い位置で抱きかかえないのは当然の配慮であり それができないのは明らかな勉強不足ではないか。 「私は飼っているから大丈夫」というのは「根拠がない自信」という事の自覚が必要だ。 こういう困った人は自分に子供がいれば他の全ての子供の事が判るとでも思うのだろうか? 勘違いも甚だしい。 静かに荒んだ場所では嫌な事が次々と起こる。 連日の報道陣、野次馬騒ぎでウサギが怯え、 近くに設置された小さな柵の中に身を寄せていた。 下の小さな隙間からウサギが出入りできる。 ある日、小学生の高学年くらいの男の子達が10人くらいで わらわらと自転車に乗ってやってきた。 その小さな柵の中に入ったウサギを外に出したかったのか なんと、バットでガンガンと柵を叩き始めた。 私は見かねて 「そんなことして良いとおもっているのか?」と尋ねてみた。 彼らは黙って、しばらく固まっていたが 「すみませーん」 と言い、近くの場所で野球かなにかをやり始めた。 その行動を止めたかったのが一番だが、何故そんなことをするのかを聞きたかったのに。 別の日にフジテレビの取材がきていた。 私は現場につくなり目を疑った。 そのテレビのクルーらはカメラ片手に路上喫煙しているのだ。 携帯灰皿の使用すらない。しかも吸殻は下へ捨てていた。 火事になったらどうするのか、ゴミや周辺への配慮はどうなんだろうか。 報道をする立場である人間たるもの人並み以上に倫理観が問われる。 それが「普通考えればしちゃいかんこと」すら理解できないとは。 さきほどの小学生と同じように「そんなことして良いと思っているのですか?」と訊いてみたら なんと「他の人にも注意してください」だそうだ。 どういう頭の構造をしているのだろうか? 「誰々ちゃんだってやってるよ」という頭の悪い子供の強引な責任回避のようだ。 フジテレビは歩行喫煙、路上喫煙の問題を取り上げるときに 自分の会社の社員を出演させればよいのではないかと思う。 出演料も安くあがるうえにリアリティがある。 さきほどの小学生達がこのようなどうしようもない大人にならない事だけを 心から願っている。 また別の日TBSテレビの取材がたくさん来ていた。 注意してもウサギの子供がいる部屋にドカドカ入り込み騒ぎ、撮影をしようとしていた。 フラッシュだけは勘弁してくれとお願いしたが、撮影だけでもやはり騒音だった。 やはりその子供らはみんな死んでしまった。 どうして撮影するべきではないのか・・もっとちゃんと説明すれば良かった。 何故、止められなかったのだろう。私もテレビクルーもウサギを殺したのと同じだと思う。 問題が起こっている場所というのは かならずといって違うトラブルを持ち込もうとする人がいる。 それはむしろ子供ではなく大人が大半だ。 ゴミの問題にしてもそうだ。 現場はゴミだらけで汚い。 最初に汚したのはオッチャンの問題だと思う。 この人は「ホームレスだからだらしない」のではなく「だらしないホームレス」なんだ。 しかし汚いからといってゴミを捨ててよい場所ではないのは明らかなのに 平気でゴミやタバコの吸殻を捨てる人がいる。 これらのおかしな全ての人に共通すること。 なぜこういう事をしてはいけないのか?という考えがなさすぎる。 モラルの押し付けだけで生きてきた人間は モラルが通らない場所では何をやっても良いのだと都合良く勘違いするのだと強く実感した。
by hate500
| 2005-04-30 04:52
| 活動
|
ファン申請 |
||